
国際海上輸送分野での利用運送業務(NVOCC)に必要なシッピング・ドキュメンテーション・システムのパッケージソフト(BALDOC)は新たにドリームカーゴシステム社(DCS)との事業提携・製品統合により同社製品としてご提供することになりました。これに伴い、今後のパッケージソフトは『DC4S-24』としてご提供いたします。DCSがご提供する新しい製品には様々なオプションがあり、これらを追加すれば効率良いシステムに仕上がります。販売価格は日本版24時間ルールの先取り、電子化の普及、することを目指して普及版価格として従来価格の1/3〜1/5ともいえる大変にお求め易い価格です。従来、システムは高いとの理由でパソコンを導入しても書類印刷(例:Microsoft社のExcelを使用)だけに使うお客様には業務システムとして書類印刷はもとより様々な管理ができる『DC4S-24』を是非ご利用ください。
これとは別に当社で国内輸入業務の電子化・自動化を目指した新たなオンラインサービス『BALDOC
CLOUD』をご提供しております。最新技術を使用した当サービスの詳細については関連ページをご参照ください。なお、米国向貨物のCBP安全規則に必要なデータ処理機能、BALDOC-Interface、はDC4S-24と共に従来と同じくご利用いただけます。
 


サービス事業では、グローバル・サプライチェーンの情報管理に特化したデカルトシステムズ社の様々なクラウドサービスをご紹介しています。この中でも2012年以来、同社日本代理店(オーシャンコマース社)との提携・支援を通じて、米国向けNVOCC事業に従事するお客様に米国提携先、Descartes
Systems 社(Nasdaq:DSGX)の日本代理店であるオーシャンコマース社と共同でDescartes社サービスを支援します。ASPのサービス名は、「Import2000」。画面からのWeb
Entryに加えて、BALDOC-Interfaceをご利用頂くことでEDIでの業務自動化が実現します。お客様が使用するシステム環境に合わせ必要な米国税関との接続を行います。この機会にImport2000と共に自社システムからのEDI機能による自動接続を提供するBALDOC-Interfaceをご利用ください。


デカルト社ではこれまでの米国向け貨物のセキュリティ対応サービスに加えて、日本国財務省関税局(税関)が2014年3月10日施行した『出港前報告制度AFR』に必要な電子ファイリングサービス、新たな電子ファイリングサービス(AFR-JP24)、を同社日本代理店(オーシャンコマース社)を通じて提供しています。出港前報告制度では日本向けの輸入貨物が海外港を出港する24時間前までに、貨物情報を日本側に送信することを義務付けるもので、船社のマスターB/L情報とNVOCCのハウスB/L情報が報告義務化されています。これまでの米国やEUでのファイリングサービスの豊富な経験と実績を持つデカルト社では、JP24に必要な機能をFiling
Platformを共通としながらも日本税関が求める特徴あるAFR-P24として開発しました。このサービスは既に多くの船社及びNVOCCの皆様により利用頂いています。また、当該システムは導入来、非常に順調に運用されており、本番施行後に新たに必要なシステムのEnhancementもユーザに使い易い操作性を目指して既に複数回行われ、これからも継続実施されます。(2014-7-10)



地球市場、グローバリゼーションの時代、日本企業の事業を支える情報システムでも海外との連携、国際化が不可欠です。グローバルに事業をする外国企業は本社情報システムを日本でも使用することが多くなります。インターネットを初めとする情報技術がこうしたグローバルなシステム運用を可能にしますが、海外でのシステム経験を活かして外国と事業を行うお客様に情報システムに関するコンサルティングを行います。具体的には国内で使用するシステムの海外への移植や外国本社で運用するシステムの日本への導入等をお手伝いします。また、海外とのEDI活用では、最新の国際標準化動向に精通した専門家がお役に立てると考えます。

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